前回に続き、大井川鐵道のネタです。
SLが走る本線の終点、千頭駅から更に山奥へ向かって延びる路線が大井川鐵道の井川線(愛称:南アルプスあぷとライン)です。
大井川電力(現・中部電力)の専用線として敷設された、一般の鉄道車両より一回り二回り小さい車両で運行されています。
また、大井川水系長島ダム建設に伴い一部区間が水没する事になり、代替として湖岸の急勾配に新線を建設。この新線は90‰の勾配を上る為、JR信越本線の碓氷峠で1963年まで採用されていたアプト方式を採用しました。(現在は日本の鉄道で唯一の採用)
あと特筆すべき点は、終点の井川駅と、その1つ手前の閑蔵駅がJR静岡駅と同じ静岡市葵区に位置している事ですね。同じ区にある駅とは到底思えません。
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クハ600型先頭の千頭発井川行き列車。
重量が重い機関車を常に山のふもと側(千頭方)に連結する必要がある為、山頂側(井川方)先頭にはこのクハ600が連結される。
奥泉にて。
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こちらは反対側からやって来た井川発千頭行き列車。
千頭方にはディーゼル機関車のDD20型が付く。
奥泉にて。
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アプトいちしろ駅構内の線路。
線路と線路の間にあるラックレールに機関車下部にある歯車を噛ます。
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アプト区間(アプトいちしろ〜長島ダム間・1,5km)専用の補機として千頭方に連結されるED90型電気機関車。
この1駅間だけ電化されています。
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雨の中の連結作業。
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山肌に張り付く様に建設されたアプト区間の線路。
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90‰を登りきった長島ダム駅でED90型はお役ごめん。切り離されます。
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レトロな佇まいの接阻峡温泉駅。
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ヘッドマーク付き列車も運行。
接阻峡温泉にて。

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スロニ200型客室内の様子。
車掌さんは、駅に到着すると各車両の扉を手で開け閉めします。
この井川線、千頭駅の隣の川根両国駅を過ぎると終点・井川までのほとんどが険しい山間部となります。
奥泉と接阻峡温泉以外は民家も少なく、観光客が主体の路線のようです。
沿線の景色も大変良く、SLが走る本線とはまた一風変わった魅力を持つ路線だと思いました。